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セット商品の設定方法
セット商品とは、複数の商品同士を組み合わせてグループ化する機能です。
※異なるショップの同一商品を連携させる場合は「セット商品」機能ではなく「商品SKU統一コード」をお使いください。
>>商品SKU統一コードについてはこちら
本ページで表記する「在庫数」は、全て「想定在庫数」を指します。(「実在庫数」は一切連動いたしません。)
セット商品の考え方
セット商品登録をすると、下記のようになります。
色違いの靴下がそれぞれ異なる商品ページで販売されています。
それらを1足ずつ組み合わせた3足セットの商品ページを、新たに作ります=セット商品登録をします。
このとき、3足セットの在庫数は自動的に「3足セットとして販売可能な数」となります。
3足セットが1つ売れると、各色の靴下が1つずつ減ります。
もちろん、これまで通り単品での販売も可能です。
これが、セット商品管理です。
セット商品の仕様
セット商品登録について
・セット商品登録は、SKU単位での設定となります。
・セット商品の場合、セットとして組む商品のうち、いずれかを親商品、それ以外を子商品として設定します。
・親商品と子商品は、一対一、もしくは一対多となります。
・もともと登録されている商品を親商品に指定するのが難しい場合、今回のセット商品登録を機に、親商品となる商品を新しく登録しても構いません。(セット商品の親商品としてのみ存在する商品を登録しても構いません)
・子商品は、単品での販売も可能です。
・セットの親商品と子商品の在庫管理タイプは違っても登録できます。(ただし「在庫管理しない」設定はできません)
上記の靴下の例の場合、親商品を靴下3足セット、子商品をオレンジ、グリーン、イエローの各単品商品としています。
親商品に指定できない商品
・別のセット商品で、子商品に指定されている商品
・在庫管理タイプが「在庫管理しない」に設定されている商品
・単品でも販売したい商品
上記の靴下の例の場合、親商品である靴下3足セットは、別のセット商品の子商品には設定できません。
また、3足セットにする場合にオレンジを親商品、グリーンとイエローを子商品にしてセット商品登録をしてしまいますと、親商品に指定されているオレンジの靴下は単品販売ができなくなります。
子商品に指定できない商品
・別のセット商品で、親商品に指定されている商品
・自分自身
上記の靴下の例の場合、子商品であるオレンジ、グリーン、イエローの各単品商品は、別のセット商品の親商品には設定できません。
また、オレンジの靴下3足セットを販売したい場合、自分自身を子商品にはできないため「オレンジの靴下3足セット」という親商品を新たに作成する必要があります。
在庫数の計算について
・親商品に指定された商品は、在庫数が入力できなくなります。また、それまで入力していた在庫数はクリアされます。
・親商品の在庫数は、子商品の「在庫数」と「セット個数」によって自動計算されます。
・親商品の在庫数が自動計算されるのは、セット商品登録後、一括同期を実行したタイミングです。
>>「一括同期」についてはこちら
・子商品が登録されていない親商品において、在庫数は自動計算されません。
・子商品の「在庫管理タイプ」が “在庫管理しない” 商品のみで構成された親商品については、在庫数が一律で “9999” になります。
・子商品の「在庫管理タイプ」が “在庫管理しない” 商品と “通常在庫商品” 商品と混在する親商品については、在庫数が “通常在庫商品” のみを考慮して計算されます。
上記の靴下の例の場合、親商品である靴下3足セットは、自動的に在庫数が決定されます。
TEMPOSTAR「受注管理」機能でのセット商品について
・TEMPOSTARから出力した納品書や明細書には、親商品、子商品ともに印字される仕様です。
・子商品の場合、受注商品情報の数量を変更することができません。
>>詳しくはこちら
上記の靴下の例の場合、親商品である靴下3足セットは、自動的に在庫数が決定されます。
セット商品のパターン例
親商品:子商品 が 1:1 の場合
イエローの靴下とブルーの靴下で在庫を共有する場合
(イエローの靴下を親商品、ブルーの靴下を子商品とする。)
イエローの靴下の注文が 1 入ると、
・ブルーの靴下の在庫数は 30 から 29 になる。
・イエローの靴下の在庫数は 30 から 29 になる(ブルーの靴下の在庫数から自動計算される)。
ブルーの靴下の注文が 1 入ると、
・ブルーの靴下の在庫数は 30 から 29 になる。
・イエローの靴下の在庫数は 30 から 29 になる(ブルーの靴下の在庫数から自動計算される)。
この場合、もともとイエローの靴下に設定されていた在庫数はクリアされ、2商品は在庫数を共有します。
ある商品を複製してページを作るときなど(楽天スーパーセール時など)にご設定いただくと便利です。
>>詳しくはこちら
親商品:子商品 が 1:2 の場合
グリーンの靴下を一足買ったら、ブルーのリボンが2個ついてくる場合
(セット商品として、新しく親商品を登録する。グリーンの靴下、ブルーのリボンはともに子商品とする。)
グリーンの靴下の注文が 1 入ると、
・グリーンの靴下の在庫数は 15 から 14 になる。
・ブルーのリボンの在庫数は 100 のまま、変化なし。
・セットの在庫数は 15 から 14 になる。
ブルーのリボンの注文が 1 入ると、
・グリーンの靴下の在庫数は 15 のまま、変化なし。
・ブルーのリボンの在庫数は 100 から 99 になる。
・セットの在庫数は 15 のまま、変化なし。
セット商品の登録方法(管理画面から登録する方法)
管理画面からは1商品ずつ登録するのみとなるため、商品数によってはCSVでの一括登録の方が効率が良いです。
そのため、
(1) 1セットだけ、管理画面から登録する。(=この時点でセット商品CSVのフォーマットをダウンロードできるようになる。)
(2) 2セット目以降の商品は、1のフォーマットを使ってCSVで一括登録する。
という流れをおすすめします。
※手順の詳細は同ページ内「セット商品の登録方法(TEMPOSTAR形式のCSVを使って登録する方法)」もあわせてご確認ください。
1.親商品、子商品となる商品をTEMPOSTARへ登録する
TEMPOSTAR「商品管理」>商品一覧に親商品、子商品を登録します。
※すでに登録済の場合は本作業は飛ばします。
>>詳しくはこちら(商品ページを登録する手順の(1))
2.親商品を指定する
TEMPOSTAR「商品管理」>セット商品登録 にて、親商品にしたい商品を検索します。
表示された商品の左側にあるラジオボタンを選択し、「セット商品にする」ボタンをクリックします。
3-1.子商品を指定する
画面上部にセット商品情報が表示されます。
商品検索より、子商品にしたい商品を検索します。
表示された商品の左側にあるチェックボックスにチェックし、「チェックした商品をセットに追加」ボタンをクリックします。
3-2.子商品のセット個数を設定する
セット個数とは、セットに含まれるセット子商品の個数です。
【例】
3本セットの場合、セット子商品のセット個数を3とします。
画面右端の「セット個数」に数を入れ、「更新」ボタンをクリックします。
4. 在庫の一括同期を実行する
一括同期を実行することで、親商品の在庫数が自動計算されます。忘れずに行いましょう。
>>「一括同期」について詳しくはこちら
セット商品の登録方法(TEMPOSTAR形式のCSVを使って登録する方法)
セット商品登録用のCSVフォーマットは、1セット以上セット商品が登録されていなければダウンロードすることができません。
そのため、
(1) 1セットだけ、管理画面から登録する。(=この時点でセット商品CSVのフォーマットをダウンロードできるようになる。)
(2) 2セット目以降の商品は、1のフォーマットを使ってCSVで一括登録する。
という流れをおすすめします。
※手順は「セット商品の登録方法(管理画面から登録する方法)」も合わせてご確認ください。
1.親商品、子商品となる商品をTEMPOSTARへ登録する
TEMPOSTAR「商品管理」>商品一覧に親商品、子商品を登録します。
※すでに登録済の場合は本作業は飛ばします。
>>詳しくはこちら(商品ページを登録する手順の(1))
2.「TEMPOSTAR形式セット商品CSV」を作成する
仕様書を参考に、TEMPOSTAR形式セット商品CSVを作成します。
※TEMPOSTARにセット商品が1件以上登録されている場合は、
TEMPOSTAR「商品管理」>CSVダウンロードから「種類を選ぶ:セット商品」を選択することでダウンロード可能です。
>>TEMPOSTAR形式セット商品CSV仕様書 はこちら (PDFファイル)
>>TEMPOSTAR形式セット商品CSVサンプル(必須項目のみ)はこちら (csvファイル)
・セット商品の親子関係は行の順番で表します。セット商品区分「1:セット親商品」の下の行にある「2:セット子商品」が子商品として認識されます。
・セット商品区分「0:通常商品」は、親商品のSKUコードにのみ指定できます。子商品を個別で指定しての解除はできません。
3.セット商品CSVのアップロード
TEMPOSTAR「商品管理」>CSVインポートにて、
・CSV取込形式:TEMPOSTAR形式
・セット商品CSV:手順2で作成したCSVを指定
とし、TEMPOSTARへ取り込みます。
4.アップロード結果の確認
TEMPOSTAR「その他」>スケジュール一覧 より、進捗状況、エラー内容を確認します。
エラーが出ている場合はエラーメッセージに沿ってデータを修正し、再度インポートをします。
5.在庫の一括同期を実行する
一括同期を実行することで、親商品の在庫数が自動計算されます。忘れずに行いましょう。
>>「一括同期」について詳しくはこちら