楽天カード決済API連携

楽天カード決済API連携

※本FAQは旧楽天RMSで利用されている決済APIに関する解説ページです。
決済APIは楽天ペイでは利用されておりませんので、ご注意ください。

カード決済APIとは、楽天市場より提供されているオプションサービスである「楽天WEB API」の中の一つのサービスです。
楽天WEB APIの中の「カード決済APIサービス」を利用し、TEMPOSTARと連動することで、
楽天RMSの「R-Card Plus」にて処理していたクレジットカード決済処理の「オーソリ確認処理」や「売上請求処理」をTEMPOSTAR上から行う事ができます。

楽天カード決済APIを導入する前に、必ず以下の注意事項と導入方法手順をご確認ください。

※楽天ペイをご利用の場合は本設定は不要です。

楽天カード決済API連携で行えること

  • オーソリ確認
  • オーソリ取消
  • 売上請求
  • 売上請求取消
  • カード請求状況確認

楽天カード決済API連携利用における注意点

・TEMPOSTARと楽天カード決済APIを連携する際には、費用は一切掛かりません。
※なお、楽天WEB APIのご利用に関する費用や詳細は楽天市場にてご確認ください。

・楽天カード決済APIでは自動オーソリ機能・「カード情報変更依頼メール」機能は利用できません。

・「R-Card Plus」での処理を楽天カード決済APIで引き継ぐことはできません。
「R-Card Plus」から楽天カード決済APIへ切り替える際は、予めクレジットカード注文の処理ステータスを「未オーソリ」、「売上請求済」のどちらかにしておく必要があります。
詳細は導入手順をご確認ください。

・「楽天カード決済API」切替後は、楽天RMS上の「R-Card Plus」メニューが利用できなくなります。ご注意ください。

・「楽天カード決済API」で処理した受注情報は、RMS上で確認できる決済ステータスが「未オーソリ」で固定されます。

・オーソリ処理後に二ヶ月以上、間を開けて売上請求をした場合、オーソリ処理が無効となります。
その際はオーソリを一度取り消した上で再度処理をお願い致します。

楽天カード決済API連携の導入方法

1.楽天RMSで行う事前準備

楽天RMSにて、楽天カード決済APIを利用する準備を行います。

楽天RMS「R-Card Plus」にて事前に行うこと

楽天RMSで受注したクレジットカード決済注文は、「未オーソリ」か「売上請求済」のステータスに変更します。

※「楽天カード決済API」では、「R-Card Plus」で行った処理が一切引き継げません。
必ず、処理中の受注データがない状態にしてください。

カード決済API認証キー発行方法

カード決済API導入時には「WEB API」のご利用開始処理(カード決済API認証キー発行手続き)を行います。
なお、この処理を行う事で「R-Card Plus」でのカード決済処理が一切できなくなりますのでご注意ください。
※認証キーの発行は事前処理を全て終了させてから行ってください

・楽天RMS>[7]拡張サービス一覧>WEB API サービス>受注・決済・在庫APIメニューへ進み、利用申請および認証キー発行を行います。

・「WEB APIサービス利用開始」画面でユーザID(任意)を入力し、利用開始するサービスを選択して「内容を確認する」をクリックし、認証キーを発行します。
※発行された「ユーザID」、「店舗URL」、「認証キー」がTEMPOSTARでのAPI設定の際に必要となります。

2.TEMPOSTARで行う初期設定

TEMPOSTAR「設定」より、楽天カード決済APIを利用するための設定をします。

(1) TEMPOSTARの「設定>共通設定>連携ショップ基本設定」から楽天のショップ名をクリックします。

(2) 「▼楽天API連携設定(カード)」にて、以下の情報を入力します。

・店舗URL:
本ページ内「1.楽天RMSで行う事前準備」>「カード決済API認証キー発行方法」にて発行した「店舗URL」(※店舗ID部分を入力します。)

・在庫・受注・カードAPI用ユーザID:
本ページ内「1.楽天RMSで行う事前準備」>「カード決済API認証キー発行方法」にて発行した「ユーザID」

・在庫・受注・カードAPI用認証キー:
本ページ内「1.楽天RMSで行う事前準備」>「カード決済API認証キー発行方法」にて発行した「認証キー」

(3) 設定後、「接続確認」を押して正常にログインができたことを確認し、更新します。

(4) TEMPOSTARの「設定>受注管理設定(連携)>楽天市場設定>楽天API設定」を開きます。

(5) 「▼楽天API使用フラグ」にて、「楽天カードAPI」を『使用する』にし、登録します。

3.連携後について

運用方法に関しては下記「楽天カード決済API連携の運用方法」をご確認ください。
また、楽天受注APIについては下記をご覧ください。
>>詳しくはこちら

楽天カード決済API連携の運用方法

1.オーソリ処理を行う

楽天のクレジットカード注文に対して「オーソリ処理」を行います。

(1) TEMPSOTARの「受注管理>受注一覧>未確認」を開きます。

(2) オーソリを行う受注データを選択します。

ポイントやクーポンの利用により、請求金額が「0円」の場合
ポイントやクーポンで全額支払いをしている場合は、「オーソリ処理」を行う必要はありません。(※)
支払金額「0円」のクレジットカード受注については、そのまま受注処理を進めてください。

※「R-Card Plus」では、「0円オーソリ」を実行する必要がありますが、楽天カードAPIにて「0円オーソリ」を実行するとエラーとなります。

(3) 「Rオーソリ」をクリックします。

(4) 「オーソリ実行」にチェックをいれ、「OK」をクリックします。
20分~30分ほど待つとオーソリ処理が終わり、状態区分タグが「オーソリ済」になります。
1時間以上経っても『オーソリ中』から変わらない場合は、「設定」より楽天APIの設定を見なおしてください。
オーソリエラーになった場合は、「楽天API連携」タブよりエラーの内容を確認してください。

「設定>受注管理設定(便利)>自動処理設定>受注進捗遷移」が自動の場合、
状態区分タグが「オーソリ済」になり他の状態区分タグに問題がなければ次の受注ステータスに自動遷移します。
受注ステータスの自動遷移については下記をご確認ください。
>>詳しくはこちら

オーソリエラーになってしまった場合について

オーソリエラーになってしまった場合は決済情報の修正が必要です。
エラー原因は、「楽天API連携」タブよりエラーの内容を確認してください。

注文者にクレジットカード情報や決済方法を変更してもらう場合
クレジットカードが限度額に達しているなど、
注文者にカード情報の修正や支払方法の変更を依頼した場合、注文者が楽天のマイページにて注文情報を変更してもTEMPOSTARには自動反映されません。
注文者が支払方法を変更した場合は、TEMPOSTAR上の受注を手動で修正するか、受注情報を一度削除し受注CSVにて再取込を行ってください。
なお、注文者がクレジットカード情報の書換を行った(支払方法を変更しない)場合は、TEMPOSTAR上での操作は必要ありません。
注文者が注文情報の修正を終えた後、TEMPOSTAR上から再度オーソリ処理を行ってください。
※注文者による楽天上の注文情報修正の方法等、RMSの操作に関する質問は楽天サポートセンターへお問い合わせください。

2.売上請求処理を行う

楽天のクレジットカード注文に対して「売上請求処理」を行います。

(1) TEMPSOTARの「受注管理>受注一覧>出荷済」を開きます。

(2) 売上請求を行う受注データを選択します。

(3) 「R売上」をクリックします。

(4)「売上請求実行」にチェックをいれ、「OK」をクリックします。
0分~30分ほど待つと売上請求処理が終わり、状態区分タグが「売上請求済」になります。
1時間以上経っても『売上請求中』から変わらない場合は、「設定」より楽天APIの設定を見なおしてください。
売上請求エラーになった場合は、「楽天API連携」タブよりエラーの内容を確認してください。

「設定>受注管理設定(便利)>自動処理設定>受注進捗遷移」が自動の場合、
状態区分タグが「売上請求済」になり他の状態区分タグに問題がなければ「完了」ステータスに自動遷移します。楽天API連携受注ステータスの自動遷移については下記をご確認ください。
>>詳しくはこちら

売上請求エラーになってしまった場合について

売上請求エラーになってしまった場合は注文者の使用しているカード情報に何らかの問題がある可能性があります。
オーソリエラー時同様、必要に応じて、支払方法の変更やカード情報の変更等注文者へ確認し対処してください。

3.オーソリ取消処理・売上請求取消処理を行う

楽天のクレジットカード注文に対して「オーソリ取消処理」や「売上請求取消処理」を行います。

(1) TEMPSOTARの「受注管理>受注一覧」から適当なステータスを選び、対象受注を「受注検索」します。

(2) 取消処理を行う受注データを選択します。

(3) オーソリ取消を行う場合は「Rオーソリ」、売上請求取消を行う場合は「R売上」をクリックします。

(4) 行う処理にチェックをいれ、「OK」をクリックします。
20分~30分ほど待つと取消処理が終わり、状態区分タグが「未オーソリ」になります。
30分以上経っても状態区分タグが変わらない場合は、「設定」より楽天APIの設定を見なおしてください。
オーソリ取消エラー、もしくは売上請求取消エラーになった場合は、「楽天API連携」タブよりエラーの内容を確認してください。

4.現在のRMS上のカード処理状況を確認する

楽天カード決済APIを導入した場合、楽天RMSの「R-Card Plus」メニューは利用できません。
現時点での楽天上のカードステータスを確認したい場合は、「R状況確認」メニューを利用します。

(1) 「未確認」、「出荷済」ステータスを選択、もしくは受注検索後に対象受注を選択します。

(2) 「R状況確認」をクリックします。
楽天の受注情報に対して、現在の状況やオーソリをかけた金額、エラーだった場合はエラーメッセージ等が確認できます。