受注情報の区分
受注情報の区分
受注情報の区分とは、受注情報の進捗を管理する要素です。
受注情報、受注配送情報、受注商品情報にそれぞれ区分があり、受注の状態を管理しています。
受注進捗区分
受注進捗区分は、受注の進捗状況(左メニュー上の各進捗状況ごと)と一致しています。
例として受注進捗区分が確認待の受注は「確認待」で表示されます。
受注進捗区分は受注状態区分の判定によって進捗が進みます。
設定>自動処理設定>受注進捗遷移が「自動」のときに影響します。
※受注進捗区分を手動で変更すると、受注進捗が「手動」となり自動遷移では処理されません。
受注状態区分
受注状態区分は、受注処理の状態を区分けします。
状態 | 区分 | 目的 |
---|---|---|
「要注意顧客」 「通常顧客」 | 顧客管理区分 | 要注意顧客に指定されているか区別します。 「要注意顧客」または「通常顧客」で区別します。 ・要注意顧客:顧客管理で[要注意顧客]を[設定する]にしている同じ注文者からの受注が対象となります。 ・通常顧客:要注意顧客以外の注文者が対象です。 |
「住所エラー」 「住所エラー無し」 | 住所区分 | 住所が郵便番号と一致しているか区別します。 「住所エラー」または「住所エラー無し」で区別します。 注文者郵便番号と注文者住所、配送先郵便番号と配送先住所のそれぞれで判定されます。 判定処理は、受注取込時、受注保存時に行われます。 判定処理が実施される対象は、配送情報の「配送進捗区分」が「未出荷」のものが対象となります。 (「配送進捗区分」が「未出荷」以外になると判定されません) 複数の配送情報がある場合は、それぞれの配送情報ごとに判定されます。 注文者住所の判定処理については、配送情報の「配送進捗区分」が「未出荷」のものが1件でも存在する場合に対象となります。 (全ての配送情報の「配送進捗区分」が「未出荷」以外になると判定されません) 注意 住所区分の判定は受注進捗区分に関係なく全ての進捗で実行されます。 【例】 進捗が「引当待ち」のときに住所を変更した後、住所エラーとなった場合は引当済みになっていても進捗が進みません。 郵便番号と一致する住所にして保存するか、住所区分を「住所確認済み」にして保存すると、進捗が進みます。 住所エラーのまま、配送進捗区分が「未出荷」以外に変更されても、住所エラーのままです。 ・「住所エラー」 郵便番号と住所が一致しなかった場合に住所エラーになります。 住所および郵便番号を修正して保存したとき判定処理が実行され、郵便番号と住所が一致していると「住所エラー無し」に変更されます。 郵便番号と住所が不一致の場合は継続して「住所エラー」になります。 ・「住所エラー無し」 郵便番号と住所が一致しています。 ・「住所確認済み」 住所エラーの判定処理が実施されなくなります。 常に住所エラーとなる状態でも「住所確認済み」に変更することで、その受注情報は住所エラーにはなりません。 「住所確認済み」には、一括更新から変更することができます。 |
「配送日エラー」 「配送日エラー無し」 「配送日チェック待」 | 配送日区分 | 配送日が配送可能な日を指定されているか区別します。 「配送日エラー」または「配送日エラー無し」で区別します。 複数の配送がある場合は、それぞれ配送日が指定されているとき、1つ以上の配送が配送日に出荷が間に合わないときに「配送日エラー」になります。 判定処理は受注取込時と受注保存時に行われます。 判定処理が実施される受注は「配送進捗区分」が「未出荷」の受注情報が対象になります。 配送情報が「未出荷」以外になると判定されません。 判定処理には、「休日設定」と「商品出荷間隔設定>当日配送リミット時間」(以下、リミット時間)が考慮されます。 リミット時間が「15:00」のとき、15:00以降に保存した受注情報は「翌日の出荷日」として配送日から計算されます。 注意 配送日区分の判定は受注進捗区分に関係なく全ての進捗で実行されます。 【例】 進捗が「引当待ち」や「入金待ち」のときに配送日が指定されていた場合、保存した日を出荷可能な日として計算しますので、「配送日エラー」となった場合、受注の進捗区分は進みません。 配送日に問題がない場合は配送日区分を「配送日確認済み」にして保存すると判定されなくなりますので、進捗が進みます。 ・「配送日エラー」 受注取込時に配送日(お届け希望日)が指定されていたとき、その配送日から出荷が可能な日を計算し出荷日未満になる受注です。 (つまり配送日にお届けができない受注です) ・「配送日エラー無し」 配送日エラーにならない受注です。 ・「配送日確認済み」 配送日判定処理が実施されなくなります。 常に配送日エラーとなる状態でも「配送日確認済み」に変更することで、その受注情報は配送日エラーになりません。 「配送日確認済み」には、一括更新から変更することができます。 「配送日チェック待」はAmazonマルチチャネル連携を行った受注で、『配送指定便』が利用されている場合に付与されます。 Amazonへリクエストを投げレスポンス待ちの状態に「配送日チェック待」となり、 レスポンスがエラーの場合に「配送日エラー」となり、それ以外の場合に「配送日エラー無し」となります。 |
「与信未」 「与信エラー」 「与信中」 「与信済」 | 与信区分 | 後払い決済の与信が行われたかを区別します。 支払い方法が「NP後払い」「GMO後払い」の場合に対象となります。 「与信末」「与信中」「与信エラー」「与信済」で区別します。 ・「与信末」 まだ[NP取引]や[GMO取引]の処理が実施されていない状態です。[NP取引]や[GMO取引]の処理の対象になります。 ・「与信中」 [NP取引]や[GMO取引]の処理が実行された状態で、実行すると与信中となります。 ・「与信エラー」 [NP与信]や[GMO与信]の処理を実行した結果で、与信の結果が異常だった状態です。 ・「与信済」 [NP与信]や[GMO与信]の処理を実行した結果で、与信の結果が正常だった状態です。 |
「未オーソリ」 「オーソリ中」 「オーソリエラー」 「オーソリ済」 「オーソリ取消済」 「オーソリ取消エラー」 「オーソリ取消中」 | クレジット区分 | 楽天市場のクレジットカード決済の与信が行われたかを区別します。 支払い方法がクレジットカードの場合に対象となります。 「末オーソリ」「オーソリ中」「オーソリエラー」「オーソリ済」で区別します。 オーソリ済になっているものを取消できます。 「オーソリ取消中」「オーソリ取消エラー」「オーソリ取消済み」で区別します。 ・「末オーソリ」 まだ[Rオーソリ]の[オーソリ実行]の処理が実施されていない状態です。[Rオーソリ]の処理の対象になります。 ・「オーソリ中」 [Rオーソリ]の[オーソリ実行]の処理が実行された状態で、実行するとオーソリ中となります。楽天カードAPIの処理は約10分に1回実施されます。 ・「オーソリエラー」 [Rオーソリ]の[オーソリ実行]の処理を実行した結果で、与信の結果が異常だった状態です。 ・「オーソリ済」 [Rオーソリ]の[オーソリ実行]の処理を実行した結果で、与信の結果が正常だった状態です。 ・「オーソリ取消中」 [Rオーソリ]の[オーソリ取消実行]の処理が実行された状態で、オーソリ済みの取消し処理中の状態です。 ・「オーソリ取消エラー」 [Rオーソリ]の[オーソリ取消実行]の処理を実行した結果で、結果が異常だった状態です。 ・「オーソリ取消済み」 [Rオーソリ]の[オーソリ取消実行]の処理を実行した結果で、結果が正常だった状態です。ただし結果は「未オーソリ」になります。 |
「前払い未入金」 「前払い入金済」 | 前払い入金区分 | 支払方法設定で指定した決済区分が「前払(現金/収納代行含む)」のものに付与され、入金されたか区別します。 「前払い未入金」または「前払い入金済」で区別します。 ・「前払い未入金」 [入金消込]の処理が実行される前の状態です。[入金消込]で入金処理できます。 ・「前払い入金済」 [入金消込]の処理が実行された状態です。 |
「売上請求未」 「売上請求中」 「売上請求エラー」 「売上請求済」 「売上請求取消済」 「売上請求取消エラー」 「売上請求取消中」 | 売上請求区分 | 売上を請求したか区別します。 支払い方法がクレジットカードの場合に対象となります。 「売上請求未」「売上請求中」「売上請求エラー」「売上請求済」で区別します。 売上請求済になっているものを取消できます。 「売上請求取消中」「売上請求取消エラー」「売上請求取消済み」で区別します。 ※売上請求取消済みになると、クレジット区分は「未オーソリ」になります。 |
「未出荷」 「出荷中」 「一部出荷済」 「出荷済」 | 受注在庫引当区分(メール区分) | 受注商品情報の実在庫への引当処理を実施したかを区別します。 「未出荷」「出荷中」「出荷済」で区別します。 ・「未出荷」 受注情報に含まれる全ての受注配送情報が出荷指示されていない状態です。出荷指示は[出荷指示エクスポート]から実施します。 ・「出荷中」 受注情報に含まれる一部、または全ての受注配送情報が出荷指示された状態です。 ・「一部出荷済」 受注情報に含まれる一部の受注配送情報が出荷済みで、まだ未出荷、または出荷中の配送情報を含む状態です。 「出荷済」は、受注情報に含まれる全ての受注配送情報が出荷指示され、出荷確定された状態です。出荷確定は[出荷確定インポート]から実施します。 |
「受注未引当」 「受注一部引当済」 「受注実引当済」 | 受注荷物番号未報告(メール区分) | 受注商品情報の実在庫への引当処理を実施したかを区別します。 「未引当」「一部引当済」「引当済」で区別します。 ・「受注未引当」 受注に含まれる全ての商品が引当処理されていない状態です。自動処理設定が[在庫引当]設定が[自動]の場合は、進捗区分が「引当待ち~出荷中」までの範囲にある受注に引当処理が実行されます。 ・「受注一部引当済」 受注に含まれる全ての商品が引当処理を実行され、一部の商品が「在庫が無い」「商品登録されていない」の理由によって引当されていない場合の状態です。 ・「受注実引当済」 受注に含まれる全ての商品が引当処理を実行され、すべての商品が引当された状態です。 |
「受注荷物番号未報告」 「受注荷物番号一部報告中」 「受注荷物番号報告済」 | 受注荷物番号報告区分(メール区分) | 楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonで、荷物番号の送信/出力の実施したかを区別します。 「未報告」「一部報告中」「報告済」で区別します。 受注APIを利用していない場合はCSVでの出力が対象で、受注APIを利用している場合は、出荷確定インポート時に荷物番号が含まれていた場合は自動的に荷物番号が送信されます。 ・「受注荷物番号未報告」 該当のモールに荷物番号が送信されていない状態です。 ・「受注荷物番号一部報告中」 該当のモールに荷物番号が送信中の状態です。含まれる受注配送情報が複数ある場合で一部が未報告、配送情報が単数も含む場合は報告中、報告エラーである場合の状態です。 ・「受注荷物番号報告済」 該当のモールに荷物番号が送信された結果、正常に完了した状態です。(ただしこの判定は、含まれる受注配送情報の荷物番号が送信され、正常に完了したときに「報告済み」となります。 |
「後払い未入金」 「後払い入金済」 | 後払い入金区分 | 支払方法設定で指定した決済区分が「後払(現金/収納代行含む)」のものに付与され、入金されたか区別します。 「後払い未入金」「後払い入金済」で区別します。 ・「後払い未入金」 [入金消込]の処理が実行される前の状態です。[入金消込]で入金処理できます。 ・「後払い入金済」 [入金消込]の処理が実行された状態です。 |
「Yahoo注文ステータス未連携」 「Yahoo注文ステータス連携エラー」 「Yahoo注文ステータス連携済」 | Yahoo注文ステータス連携区分 | Yahoo!ショッピングへの注文ステータスを送信したかを区別します。 「未連携」「連携エラー」「連携済」で区別します。 ・「Yahoo注文ステータス未連携」 Yahoo!ショッピングへの注文ステータスの送信がされていない状態です。 ・「Yahoo注文ステータス連携エラー」 Yahoo!ショッピングへの注文ステータスの送信がされ、結果がエラーになった状態です。 ・「Yahoo注文ステータス連携済」 Yahoo!ショッピングへの注文ステータスの送信がされ、結果が正常に送信された状態です。 |
「リメール未送信」 「リメール送信済」 「リメール送信対象外」 | リメール送信区分(メール区分) | リメールを送信したかを区別します。 「未送信」「送信済」「送信対象外」を区別します。 ・「リメール未送信」 リメールが送信されていない状態です。 ・「リメール送信済」 リメールが送信された状態です。メール送信が自動および手動のどちら送信しても[送信済]になります。 ・「リメール送信対象外」 自動処理設定のメール送信(リメール)が[OFF]の場合に付与されます。ただし手動でメールを送信することはできます。 |
「注文確認メール未送信」 「注文確認メール送信済」 「注文確認メール送信対象外」 | 注文確認メール送信区分(メール区分) | 注文確認メール送信を送信したかを区別します。 「未送信」「送信済」「送信対象外」を区別します。 ※リメール送信区分と同様です。 |
「出荷完了メール未送信」 「出荷完了メール送信済」 「出荷完了メール送信対象外」 | 出荷完了メール送信区分(メール区分) | 出荷完了メール送信を送信したかを区別します。 「未送信」「送信済」「送信対象外」を区別します。 ※リメール送信区分と同様です。 |
「送り状確認前(受注)」 「送り状確認エラー(受注)」 「送り状確認エラー無し(受注)」 | 送り状確認(受注) | BeCCL専用の状態区分です。 BeCCLの送り状発行APIでエラー確認が行われたかを区別します。 BeCCLの配送の場合に対象となります。 ・「送り状確認前(受注)」 確認前の状態です。確認の対象となります。 ・「送り状確認エラー(受注)」 確認した結果エラーや警告が存在した状態です。 警告が存在しても問題がない場合は一括更新から「送り状確認エラー無し(受注)」に更新してください。 ・「送り状確認エラー無し(受注)」 確認した結果エラーが存在しなかった状態です。 |
「送り状住所エラー」 | BeCCL住所(受注) | BeCCL専用の状態区分です。 BeCCLの送り状発行APIを実行した結果、配送先の住所と郵便番号が一致していない場合、または配送先の郵便番号から住所を取得できない場合に付与されるエラーです。 |
「代金引換不可エリア」 | BeCCL代金引換エリア(受注) | BeCCL専用の状態区分です。 BeCCLの送り状発行APIを実行した結果、配送先が代金引換サービス不可な地域に対して代金引換が指定されている場合に付与されるエラーです。 |
「冷蔵不可エリア」 | BeCCL冷蔵エリア(受注) | BeCCL専用の状態区分です。 BeCCLの送り状発行APIを実行した結果、配送先がクール冷蔵サービス不可な地域に対してクール冷蔵が指定されている場合に付与されるエラーです。 |
「冷凍不可エリア」 | BeCCL冷凍エリア(受注) | BeCCL専用の状態区分です。 BeCCLの送り状発行APIを実行した結果、配送先がクール冷凍サービス不可な地域に対してクール冷凍が指定されている場合に付与されるエラーです。 |
「時間帯指定不可エリア」 | BeCCL時間帯指定エリア(受注) | BeCCL専用の状態区分です。 BeCCLの送り状発行APIを実行した結果、配送先が時間帯指定サービス不可な地域に対して配送時間を指定している場合に付与される警告です。 |
「中継エリア」 | BeCCL中継エリア(受注) | BeCCL専用の状態区分です。 BeCCLの送り状発行APIを実行した結果、配送先が中継料金がかかる場合に付与される警告です。 |
「その他エラー」 | BeCCLその他エラー(受注) | BeCCL専用の状態区分です。 BeCCLの送り状発行APIを実行した結果、上記以外のエラーが存在した場合に付与されるエラーです。 |
「送り状発行依頼前(受注)」 「送り状発行依頼中(受注)」 「送り状発行依頼中(警告あり)(受注)」 「送り状発行依頼済(受注)」 | BeCCL送り状発行依頼(受注) | BeCCL専用の状態区分です。 BeCCLの送り状発行APIで発行依頼が行われたかを区別します。 BeCCLの配送の場合に対象となります。 ・「送り状発行依頼前(受注)」 発行依頼前の状態です。 ・「送り状発行依頼中(受注)」 発行依頼した結果を受け取る前の状態、または複数配送の受注に対して一部の配送にのみ発行依頼した状態、または複数の受注に対して発行依頼した結果、当該受注以外にエラーが存在した状態です。 ・「送り状発行依頼中(警告あり)(受注)」 発行依頼した結果、エラーが存在した状態です。 ・「送り状発行依頼済(受注)」 発行依頼した結果、エラーが存在せず正常に発行依頼が済んだ状態です。 |
受注進捗の自動遷移
受注進捗の自動遷移は、「状態区分タグ」を元に
TEMPOSTARが受注情報の状態を判別し行います。
各受注進捗毎に条件が異なっており、「状態区分タグ」の状態が条件に満たない場合、その進捗で移動がストップします。
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